場面緘黙とイップスの二次被害でうつ病と視線恐怖症を併発した話
前回卓球で大逆転負けした試合がトラウマとなり、イップスを発症したことを話しました。
このイップスはやっかいで発症してから治らず、全試合1回戦負け。
それにより強かったところから一気に弱くなったこと+弱くなった理由が意味不明で理解されなかったことから周りから馬鹿にされ…。

精神的にかなり落ち込み、二次被害でうつ病と視線恐怖症を発症しました。
イップスの二次被害で視線恐怖症を発症
まず私のイップスは試合で誰かに見られてるときだけ発症する、という限定的なものでした。
まぁ試合に出ると誰にも見られないことはほぼないので基本試合中は常に発症してましたが。
でも部内の応援がない試合では発症しない。
だからレギュラーを決める校内試合では普通に勝ってレギュラーになれることもありました。
そのレギュラーもある事件により外されましたが。
で、この人に見られてるときだけ発症するイップス。
これが卓球の試合中だけでなく、日常生活でも似たような症状が出るようになりました。
たとえば学校の廊下を歩いてる時。
後ろで誰かが歩いてると、見られてると思って体がこわばる。
それにより、歩き方がぎこちなくなってしまう。
自分が動きがぎこちなくなってるのがわかるから余計に後ろから見た人に変に思われると思って視線を意識してしまう。
それによりさらに動きがぎこちなくなる…。
という悪いループにハマってこの
「誰かに見られてると思うと体がこわばって動きがぎこちなくなる現象」
が日常的に起きるようになったんです。
ネットで検索して、この症状が起きるのは視線恐怖症という病気だということがわかり、まさにこれだと思いました。
しかし自分が視線恐怖症だと気づいたら気づいたで症状はひどくなるばかりでした。
ちなみに私は花粉症で春は常にマスクをしてたんですが、マスクをすると視線恐怖症がだいぶマシになることに気づいてから、1年中マスクをするようになりました。
おかげで一部のクラスメイトから「マスクマン」と呼ばれるようになりました。
あと最近知ったんですが、場面緘黙で視線恐怖症を併発する人も結構いるみたいです。
場面緘黙の人は誰かにしゃべってるところを見られるのが怖いので、視線恐怖症になりやすい気質なんでしょうね。
そしてうつ病も発症
視線恐怖症だけではありません。
イップスになって一切試合に勝てなくなった私ですが、イップスになる前は結構強かったんです。
学年別大会でベスト4に入って、第1シードの前大会優勝した格上の選手を破り、「あいつすげー」と他校の人からも尊敬されてた。
それによりみんな私に期待してた。
でも私は全試合1回戦負けしてその期待を思いっきり裏切った。
それで私を尊敬してた人も私を馬鹿にするようになり、誰よりも自分が一番自分を嫌いになって落ち込んだ。
そのタイミングで視線恐怖症にもなり、イジメも受け、元々場面緘黙でしゃべれない私にとって試練の連続だった。
で、メンタル崩壊した私はうつ病になりました。
死にたくなって2ちゃんねるで楽に死ねる自殺の方法を調べたりしてました。
ちなみに楽に死ねる方法でよく挙げられてるのは練炭自殺でしたね。
うつになると気力がなくなってなんでもどうでもよくなったりするんですが、一度期末テストのときにこの症状が出て、テスト中名前だけ書いてあとはずっとぼーっとしてたので0点を取りました。
そのせいで先生と親に心配されて、めんどくさいからそんなことしなきゃよかったと後悔したり。
ちなみにリストカットも何度もしてみようと思ったんですが、たまたま家にあったカッターがめっちゃカビてて、これでリストカットしたら感染症になってやばそうだった、という理由でやりませんでした笑
場面緘黙もイップスも視線恐怖症も当時一般人にはまったく知られてない病気で症状的にも誤解を招きやすく、誰からも理解してもらえないのが一番つらかったです。
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