大学の国際交流合宿に参加したけど先生の一言で場面緘黙の後遺症発揮して死んだ話

私は当時コミュ障克服と友達作りには密接な関係があると思っててコミュ障克服するためには友達が必要。
だからまずは友達作ることが大事!って思ってずっと友達作り活動をしてました。
その一つが大学の国際交流合宿です。
地元の大学であった一般人参加OKの国際交流合宿の概要
この国際交流合宿は何かと言うと、
グループを組んで国際交流について何らかのテーマで生徒同士+教授で議論して話をまとめ、プレゼンをする、というものです。
で、一般人も参加できるというものでした。
大学卒業したばかりで大学生となら友達になれるかもと思った私はこのイベントに参加することにしたのです。
途中までは順調だった
私が入ったグループは女子ばかりで男子は私一人のハーレム。
教授は男でしたが…。
で、自己紹介で私が一人だけ社会人とわかると女子の目が少し変わった気がして、少しだけ優越感に浸ります。
が、このグループは教授の存在感が強く、教授を尊敬してる人ばかりが集まった感じなので私にはそれほど注目は集まらず。
まぁ私もそれを望んでたわけではないのでそれは別にいい。
で、その合宿中は教授の話と生徒同士の議論が半々ぐらいな感じ。
若干教授しゃべりすぎな気もしましたがまぁみんな教授の話をありがたく真剣に聞いてたのでいいでしょう。
で、そこからは明日のプレゼンで発表する内容をまとめ、当日誰がどこを発表するか決めます。
6人ぐらいのグループでしたが全員しゃべるので私もしゃべることに。
本番前にプレゼンの練習も行いました。
またあの禁句を言われちゃった
で、練習が終わったあと、教授からのアドバイス。
教授が私に言ってはいけない言葉を言いました。
「よかったけど、もうちょっとだけ大きい声出せるともっとよくなるよ」
私はわかりましたと言いつつ、心の中で「死ねクソ野郎!」と言いました。
それを私に言っちゃダメなんだって…。
それ言われたら私は自信を失って余計声小さくなるから。
今までに何度も経験のあることなので私にはそれがよーくわかってました。
そもそもその練習のとき私はマイクを使ってました。
そして私は自分では結構大きめの声でしゃべったつもりだったし、自信を持ってしゃべってたので私の中ではあれは最大限大きな声でした。
(私はカラオケでマイクを使ってもカラオケルームにいる全員に聞こえる声が出せません)
その声ですら小さいのかと思った私はかなり落ち込みました。
これが発表に響かなきゃいいけど…と思ってましたが思ってた以上に最悪なことになりました。
発表でプチ場面緘黙を発症し、蚊の鳴くような声しか出なくなる
で、プレゼン当日。
私は比較的最初の方にしゃべりました。
しゃべり始めてすぐに、違和感に気づきました。
喉が締まってる。声が全然出ない。
上手く声が出せなくて、それでもなんとか振り絞るような感じで出したときに出た声は蚊の鳴くような小さな声。
マイクを使ってましたがたぶんほとんどの人に聞こえてない。
「なんであんな声しか出ないんだろう」ってみんな不思議がって見てるのがわかる。
それで緊張してしゃべるたびにどんどん声が小さくなっていく。
それでもなんとか最後までしゃべりきりました。
絶対最後の方誰にも聞こえてなかったけど。
心の中で「ごめんなさい」と叫んで私の発表は終わり、次の人に申し訳ない気持ちで引き継ぎました。
その後みんなに謝ろうにも声小さい私はみんなに聞こえる声でごめんなさいも言えない。
だから罪悪感でいっぱいで、発表後にあった打ち上げパーティーでも誰とも話す気になれませんでした。
教授は私になんらかの精神的問題があると感じたのか
「何か困ったことがあったら言ってくださいね」
と言ってくれましたが、
まさか「お前のせいだ!」とは言えず。
本当に本当に声の小さい人に「声小さい」と言うのはやめてほしいです。
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