コミュ障すぎて濡れ衣を着せられ、研究室の先輩に人間の屑扱いされた話

コミュ障すぎて濡れ衣を着せられ、研究室の先輩に人間の屑扱いされた話

コミュ障すぎて濡れ衣を着せられ、研究室の先輩に人間の屑扱いされた話

理系の人が大学4年の1年間入る研究室。

 

そこはまるで会社みたいな場所です。

 

社会人の会社生活を疑似体験してるみたいな感じでした。

 

 

そして私にとってのそれは、最低最悪な上司のいるブラック企業でした。


担当になった先輩は優しかったけど…。

その研究室では、1年生は上級生(大学院生)とペアになり、教わりながら研究をする方針でした。

 

私とペアになった先輩は大人しくて優しくていい人でした。

 

それはよかったんですが、よくない事情がありました。

 

 

それは私が教授から与えられた研究テーマがそのペアになった先輩の物と少しズレてて、別の先輩のテーマの方が近かったことです。

 

おかげで先輩に、あの先輩に聞いてと言われることが多かった。

 

 

そしてこの担当じゃないけど私が何かと聞かなきゃいけない先輩が最低最悪な人物でした。

 

私の担当の先輩をS先輩、この最低最悪な先輩をM先輩とします。

 

 

私は最初からM先輩のことは嫌いでした。

 

私はそれまでの経験から、声のトーンや表情からその人の人間性を察していい人と悪い人を見抜く能力には自信があって、M先輩は完全にやな奴だとわかったからです。

 

しゃべるときの表情や声のトーンから自分より弱い人を馬鹿にするタイプの人間だとハッキリとわかりました。

 

 

そしてこのM先輩もどうやら1年生の自己紹介のときから私を嫌ってたようです。

 

 

私は自己紹介で大学卒業後に海外にワーホリに行きたい。だから研究より英語の勉強がしたい的なことを言ってた気がします。

 

 

これが研究熱心だったM先輩の癪に障ったようです。

 

今思うと正直すぎた私も悪いかもしれないです^^;

「は?こんなのもわかんねーの?」が口癖だった

M先輩はほんとに人を馬鹿にするのが趣味なのかってくらい馬鹿にしまくりでした。

 

私が何か質問するたびに必ず

 

「は?こんなのもわかんねーの?」

 

と言って私を馬鹿にするんです。

 

このセリフ言ってる時のM先輩の嘲笑した顔+声のトーンに私はいつも心の中でブチギレそうになりました。

 

 

たぶんこのセリフ、10回以上は言われたと思います。

 

だから私はこの先輩に質問するのが嫌で、出来る限り質問しなくて済むように自分で勉強したり、他の優しい先輩に聞いたりしてました。

 

 

おかげで無駄に勉強したり悩んだりしまくって大変でした。

 

単位が取れて卒業できればそれでよかった私は研究なんて必要最低限のことしかしたくなかったのにM先輩のせいで無駄に時間を使わざるを得なくなりましたからね。

実験道具を壊したと濡れ衣を着せられて1時間説教され、人間性を否定された話

そしてある日、M先輩に「ちょっと来い」とキレ気味に言われて、2人きりになれる防音の研究室に連れて行かれました。

 

で、私が実験道具が壊したとして、説教が始まりました。

 

 

先輩が私にその実験道具を使ったときの手順を聞かれて、それを答え、それ誰に教わったか聞かれて、「○○先輩」と、正直に答えました。

 

「本当か?」

 

「ホントです。」

 

M先輩は私が真実を言ってるか確かめるために10秒ほど私の目を見ました。

 

そして結局M先輩は私を信じず、

 

「お前人のせいにするとか人として最低だな」

 

と言われました。(私の表情読めないのはわかるけど私は完全に本当のこと言ってた)

 

 

そこから嵐のようにM先輩の私のバッシングが1時間ほど続きました。

 

最終的には「お前は人間の屑だ」「お前みたいなやつは生きてる価値ない」と言われました。

 

 

その言葉そっくりそのまま返してやりたいと思いましたが、私はずっと黙って聞いてるフリをしてました。

 

 

私はM先輩の説教を聞きながら気を抜いたらブチギレそうになる自分を抑えてできるだけM先輩の言うことにを右耳から左耳にスルーしてました。

 

 

今までM先輩に馬鹿にされまくった恨みもあって、もし私がここでブチギレたら本気でM先輩を殺してしまいそうでした。

 

そして殺すならただナイフで刺すとかじゃなくて、顔が変形するまで思いっきりぶん殴りまくって痛めつけてやらないと気がすまないなと思ってました。

 

 

説教を聞き流しながらずっとM先輩をどうやって殺すかばかり考えてました。

 

 

でも仮に本当にM先輩を殺したら私は犯罪者になって人生終わってしまう。

 

こんな奴のために人生台無しにする価値なんてねーって思ってさすがに人殺しをしようという意思は消えました。

 

 

でも聞いてて本当にムカついてくるので中学のときになったうつ病を発動させて感情を殺して何を言われても何も感じないようにしてました。

 

 

説教が終わった後日、その実験道具を壊したのは別の人で、私は濡れ衣だったことが判明したんですが、もちろんM先輩が私に謝ることはせず。

 

そもそもM先輩は私が実験道具を壊したことに対して説教をしてたのではなく、ただひたすら私の人間性を否定して罵倒してただけなので当然ですけどね。

 

 

とりあえず私は今もM先輩みたいな人を見下して馬鹿にするタイプの人間は大嫌いです。

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