コミュ障が荒治療に接客のバイトをするのはどうなのか?経験者が分析
コミュ障だから接客系のバイトで克服したいって人、多いと思います。
でもただ接客系のバイトをやるだけだと、人見知りの克服はできてもコミュ障の克服はできません。
今回は大学時代超ドコミュ障だった私がいろんな飲食店でバイトしてきた経験を元に、
「接客業でコミュ障は克服できるのか」、
というテーマでお話したいと思います。
接客バイトで克服できたのは人見知りだけだった。
まぁ結論から言うとこうです。
接客系のバイトで克服できるのはコミュ障ではなく人見知りだけ。
つまりただ場慣れするだけ。
コミュ障はただ接客バイトをするだけでは治りません。
まぁバイトによりますが、基本的にマニュアル通り接客する系の接客業の場合はこういうことですね。
チェーン店などのマニュアル通りしゃべるだけの接客業で改善できるのは会話する能力ではなく、人と接することに対する慣れだけだと思います。
それを証拠に私は居酒屋で10ヶ月バイトしたあと、国際パーティーとか、会社の飲み会などのコミュニケーションの場に参加しても全然しゃべれませんでしたからね^^;
まぁやる前と比べたら多少は変わったかもしれませんが根本的なところでコミュ障が克服できたわけではなかったですね。
コミュ障克服に効果があるとしたらお客さんやバイト同士で雑談ができるバイト
じゃあどんなバイトならコミュ障克服に効果があるのかというと、雑談が発生するバイトです。
たとえばキャバクラ、ガールズバー、ホストがいい例です。
マニュアル通り同じ言葉を繰り返ししゃべるだけではコミュ障改善につながらず、ちゃんとランダムな会話をすることだけがコミュ障改善につながるということです。
これは別にキャバクラやホストみたいにお客さんと話すことが仕事みたいなバイトじゃなくてもいいです。
普通のバイトの休憩中に他のバイトとやる普通の雑談。
またはお客さんとの雑談。
でもまぁ基本お客さんとの会話は接客モード入ってるからひたすら丁寧に接するだけ、という感じなので、あまりコミュ障改善に役立つものではなさそうな気がしますね。
つまり、普通のバイトでコミュ障が改善できることはほぼないと思います。
間接的にならコミュ障改善に多少は役立つかも
じゃあコミュ障がコミュ障の克服目的で接客系のバイトをするのがまったくの無意味かというとそうでもありません。
多少なりとも意味はあるし、間接的にでもコミュ障克服に十分役立つことはあります。
1. 初対面の人と話すことに抵抗がなくなる
まずこれですね。
すでに書いた通りですが、人見知りで初対面の人と話すシチュエーションになると緊張して頭が真っ白になる、みたいな人。
こういう人見知りは接客バイトで克服できます。
結果私はバイトする前とした後で初対面の人と話すときに緊張しなくなりました。
急に知らない人に話かけられてもそれなりに落ち着いて受け答えできる感じです。
まぁこれだけでも十分やった意味はあったなと思います。
2. 自信がつく
次に自信がつくことですね。
バイトもある程度長くやってると仕事ができるようになっていき、責任感とかも芽生えてきます。
また後輩に教えたり慕われたりするようになるとだいぶ自信が付いてきます。
で、自信がつくことにより、人との会話中にテンパって頭が真っ白になったりとかはしにくくなります。
普通に堂々と話せるようになります。
なので自信が付くとコミュ障克服に近い効果が得られます。
自信がつけばコミュ障は治ると言ってもいいくらいですね。
3. 仲のいい友達や彼女ができてコミュ障克服が一気に進む可能性
そして最後にコレ。
長くバイトしてるとコミュ障でもバイト同士仲良くなれたりします。
それにより仲のいい友達や彼女ができることもあります。
仲のいい友達や彼女ができれば、日常生活で会話をよくするようになるので、コミュ障克服が一気に進む可能性があります。
これは別に接客バイトじゃなくても、というかバイトじゃなくても得られるメリットです。
ただ普通に生活しててもなかなか友達や彼女ができないコミュ障にとってはバイトで友達や彼女を作るのは合理的だと思います。
友達もできてコミュ障も克服できる、彼女もできてコミュ障も克服できる。
一石二鳥で理想的ですね^^
以上、
- 初対面の人と話すことに抵抗がなくなる
- 自信がつく
- 仲のいい友達や彼女ができてコミュ障克服が一気に進む可能性
という3つの間接的な効果を考えると、コミュ障がコミュ障を克服するために接客バイトをすることはあながち悪くない考えだと思います。
で、私はコミュ障を克服できたのか?
じゃあなぜ私が最初に
それを証拠に私は居酒屋で10ヶ月バイトしたあと、国際パーティーとか、会社の飲み会などのコミュニケーションの場に参加しても全然しゃべれませんでしたからね^^;
こんな風に書いたのか。
私は今でもコミュ障を克服できてないのか?
混乱させてすみません^^;
でも本当なんです。
結局のところ、私は自分でコミュ障を克服できたとも言えるし、できてないとも言えると思ってます。
どちらかというとできたよりです。
ただ今でも国際パーティーや会社の飲み会なんかに参加したらほぼしゃべれない自信があります。
それはなぜかというと私がそういう性質だから。
この本に書いてあるんですけど、内向的な人は大人数の会話ができないんですよ。
つまり内向的な人がパーティーや飲み会でしゃべれないのは仕方ないことなんです。
それにそもそも男脳と女脳の違いで女はコミュニケーションが得意で、男はコミュニケーションが不得意な傾向もあります。
だから別に男がコミュ障で何が悪いっていう…笑
「コミュ障だから何?」
っていう感じに開き直ってコミュ障であることを気にするのをやめたんですよね。
で、自分がコミュ障なのを気にするのを辞めたら、別にそのままでも全然生活に支障がない事に気づいて。
で、気づいたら社会で生きていく中で、コミュ障であることを気にしなくていいようになったので、これはもうコミュ障治ったってことでいいんじゃないかと思い始めました。
確かに普通の平均的な人と比べて会話が苦手な自信はあるけど、それを全然不自由に感じてない。
だって私、元々しゃべるの苦手だし。それが私の性質だし。
会話がちょっと苦手なぐらいで別に人生困らないんですよね。
最低限の会話なら全然できますし。
って感じで生きてたら自分に揺るぎない自信がついてるからか、会話も今までより全然できるようになりました。
そして最終的にはこういう思考フェーズを経てコミュ障を克服しました。
そもそも私コミュ障だけど、妹とは普通に話せるわけで、普通の人と話すときも妹と話すときと同じような感覚で話せば普通に話せるはずじゃね…?
で、実際妹と話すときと同じくらい自信をもって他人と話したら自分がコミュ障だとは全然思えないようになり。
で、気づいたら「あれ。これコミュ障治ったんじゃね?」って思って。
で、今に至るわけです。
だからまぁ今の私はコミュ障克服したと思ってます。
でもパーティーみたいな大人数の場でしゃべるのは苦手だから仕方ないと思ってます。
そういうことです。
ってこの記事のテーマと思いっきり外れてしまった…( ゚Д゚)
ごめんなさい。
まぁ要はコミュ障であることを気にしてるといつまでもコミュ障のままだから、気にするのやめてみたら私みたいに治るかもよってことです。
もちろん接客バイトすると自分に自信がつくし、多少はコミュ障改善に役立ちますけど、根本的にコミュ障治したいんだったら別のやり方の方が効果的ってことですね(´ー`)
あ、でも接客バイトなんて意味ないと言ってるわけじゃないですからね。
コミュ障克服と初対面の人と話すことに対する慣れとかは別問題で考えて、とりあえず初対面の人と話すことに慣れるためだけでも接客バイトする価値はあるので。
そしてそれよりも友達や彼女ができる可能性を考えたらやった方がいいです。
まずはその友達や彼女と話すときに妹と話すときと同じ感覚で話せるようになればコミュ障克服への近道になりますから。
ただコミュ障を治したいならそれだけではダメで、私がやったみたいなこともやるといいですよということです。
自分がコミュ障であることを気にしないようにして、自信を付ける。
これをやるならなるべく自分が好きなこととか得意なことをバイト先に選ぶといいです。
詳しくはこの記事に書いてるのでよければどうぞ^^
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