コミュ障がラーメン屋でバイトした結果、留学生の女の子にキレそうになった話
どうも。元コミュ障の無口おばけです。
今回は私の人生初バイト、「ラーメン屋」でのバイト経験を語りたいと思います。
たぶん「なんでコミュ障なのにラーメン屋??」と思う人が多いと思いますが、訳アリです。
まずなぜ私がラーメン屋で働こうと思ったのか、というところからお話していきますね。
なぜコミュ障なのにラーメン屋で働こうと思ったのか?
ズバリ理由を言うと、他に選択肢がなかったから。
私はコミュ障ながらも接客系の仕事をしたい願望がありました。
理由はコミュ障克服のため。
でも重度のコミュ障の私は普通に接客系のバイトの面接を受けても受かりません。
実際30連敗しました(^^)/
バイトの面接に落ちる理由を30回連続で落ちた私が分析&受かるためのコツも紹介
で、ラーメン屋のバイトに目を付けたのはなぜかというと、まず私がその店のバイト募集を知ったのが大学のバイト募集掲示板だったこと。
そして応募条件のところに留学生可と書いてあったことです。
日本語が完璧じゃない留学生でも受かるならコミュ障の私でも受かるだろうという算段です笑
我ながらずる賢いですね( `ー´)ノ
で、実際面接を受けてみたら私の思惑通り、その場で即採用されました。
面接と言っても軽く世間話しただけです。
落とす気全然なかったみたいです笑
なんでもちょうど日本人が一人欲しかったらしくて。
私がコミュ障なこととか、声が小さいこととか、普通の面接官なら気にするところですが、その店長は性格がおおざっぱなのとそもそも最初から落とすつもりがなく面接してたのが幸いしたようです笑
で、実はその店は新規開店するラーメン屋でバイトの面接に行った時点ではまだ開店しておらず。
初出勤は開店の1週間前からでオペレーションの確認のための練習が目的でした。
そこで同じバイト仲間になる人と初めて対面したんですが、私以外の3人が3人とも留学生の中国人女性でした。
一応その中国人3人のうち1人は20歳でかなりかわいい子。他は微妙。
まぁそれはいいとして笑
人生初の「いらっしゃいませ」を言う練習とかもして、私は明らかに声小さかったと思うんですが、その店はこじんまりした店なのであまり大きな声で言わなくても声が通るんですね。
それが声の小さい私にとって幸いしました。
店長からも「もうちょっと声大きくした方がいいな」とは言われましたが、まぁそこまで問題なくやっていけそうな感じだったのでよかったです。
ラーメンが最高においしかった話
また実は私がその店に応募した理由の一つはラーメンが食べたかったこと。
ラーメン屋で普通にラーメンを食べると最低500円はしますよね。
大学付近のラーメン屋は比較的値段が安かったんですがそれでも500円はしました。
私はラーメン好きなので毎日でも食べたいくらいだったんですが、500円でも貴重なお小遣い。
そんなに頻繁には食べれません。
だからまかないありのラーメン屋でバイトすれば毎日のようにラーメンが食べれて幸せだろうなと思ってました。
そしてバイトの初出勤の日、バイト全員でラーメンを食べました。
このラーメン、、
マジで人生で食べたラーメンの中で一番美味しかったです。
あれから10年近く経ちましたが、この記事を書いてる今でもそう思ってます。
この最高においしいラーメンが食べれたことだけでもこの店バイトしてよかったと思うくらいです。
このまかないのラーメンが毎食無料で食べれることは、この店で働く大きなモチベーションになりました。
で、何度かこの練習のための出勤をして、お客さんがきたときの動きをシミュレーションしてました。
そしてついに開店の日がやってきました。
開店直後の大失敗
で、そのラーメン屋の開店日、宣伝してたためか、営業時間前から扉の前にお客さんが並んでました。
そしてお店がオープンしてすぐ、お客さんがたくさん入ってきて…。
まぁまずはオーダー取りますよね。
で、オーダーをキッチンにいる店長ともう一人の調理役の社員さんに紙に書いて伝えます。
しかしこれが上手くいきませんでした。
誰のミスかというと店長のミスです笑
店長はたくさん入ったオーダーをできるだけ素早く捌くため、しょうゆラーメンはしょうゆラーメンで、味噌ラーメンは味噌ラーメンでまとめて作ろうとしたんですね。
その結果最初に来たお客さんは一人がしょうゆラーメンで一人が味噌ラーメンだったんですが、しょうゆラーメンだけ先に来て味噌ラーメンがいつまで経っても来ない状況になりました。
初めてで慣れてなかったこともあり10分以上は間が空いてしまい、お客さんは完全に怒ってしまいました。
そしてその怒ったお客さんの対応を最初にしたのが中国人のバイトで日本語が通じなかったから余計に怒らせてしまい、、
私が
「おい!お前日本人だろ?」
と呼ばれてそのお客さんのテーブルに行くと
「10分以上待ってるのに全然来ないんだけど!もうこっち食べ終わってるんですけど!」
と怒られて慌てて
「申し訳ございません!」
と平謝り。
その後それを店長に伝えると、店長がサービスの煮卵を持ってお詫びしに行き、
それでもそのお客さんの怒りは静まらず、最後は店長が「お代はいりません」と言って味噌ラーメンを出したんですがそのお客さんは
「いりません!」
と言って食べずに出て行ってしまいました。
それで気まずくなった店内。
そこからもドタバタしてその日の営業は完全に失敗。
この失敗は実は致命的で、その後お店が潰れる原因になりました。
まぁ潰れたんですけどその話はまたあとでしますね。
かわいい中国人バイトと仲良くなるも…。
そのラーメン屋のバイトの中に一人かわいい子がいたことは伝えました。
その子は稼ぎたかったのか、ほぼ毎日のように出勤していて、同じく出勤頻度が高かった私はよくその子とシフトが被りました。
また仕事で洗い物するときとか、私が洗い物して彼女が布巾で皿を拭くので隣に並んで仕事してたんですが、距離が近い笑
その気はないにせよ、美女と肌が触れるほどの距離で仕事したら結構ドキドキしますね。
(女性って男性と比べて縄張り意識が薄いのか距離近くても平気みたいですね)
で、時々しゃべったりもするんですが、彼女は日本語が完璧ではないので会話する場合どちらかというと私がリードする感じになります。
普通の日本人同士の会話だったらコミュ障の私は絶対受け身なんですけどね笑
これが私にとってはかなり新鮮でした。
しかしやはり彼女は日本語がある程度はしゃべれるけど理解できないことも結構あるみたいで、コミュニケーションが通じないことも時々ありました。
まぁでも、そのときはちょうど大学が夏休み期間だったので、ほぼ毎日のように長時間一緒に仕事してたんですね。
だから自然と仲良くなります。
短期間ですが、これって友達と言っていいのかな、と思うくらいには仲良くなりました。
しかし事件が起こります。
それはある地域のイベントで日給1万円もらえる2日間だけのおいしいバイトの募集があったとき。
実は私はラーメン屋でバイトを始める前にそのバイトに応募してて、採用されたんですね。
そしてなんとさっき話してた中国人のバイトの女の子も同じバイトに応募して採用されてたことが判明しました。
そしてそのバイトの日は土曜日と日曜日。
ラーメン屋が一番混むタイミング。
で、私もその子もラーメン屋のレギュラーバイト。
2人とも休んだらお店回らなくない?という状況。
こりゃそのイベントバイトキャンセルした方がいいかもしれない、と思ったんですが、そのときラーメン屋は初日の失敗を引きずって全然お客さんが入ってない状態。
だからまぁ私とその子がいなくてもギリギリなんとかなるかな、という状況でした。
でもさすがにレギュラーバイトの私と彼女は2人とも同じ日に休んだら怪しまれるかな、と思ったのと、2人とも同じイベントバイトに参加すると言ったら店長怒るんじゃないかと思ったんですね。
ラーメン屋のバイト優先しろよという感じで。
だから私としては店長にその日イベントバイトに参加することは秘密にしたかったんですね。
で、その子とその口裏合わせをしたかったんです。
でもその口裏合わせをしようにもその子と私が会うのは店長の目があるラーメン屋だけ。
まさか店長の目の前で店長に秘密の話をするわけにも行かない。
で、私はそのとき彼女と電話番号を交換してたので、バイトがある日の少し前のタイミングで彼女に電話を掛けました。
そして店長に秘密の話があるからバイト前に会って少し話そうと言って、出勤の時間より30分くらい前に私の家の前に来るように伝えました。
(バイト終わりに一緒に帰ったことがあったので家の場所は知られてた)
しかしその後その約束の時間になっても彼女は来ず、その時間から15分過ぎても来ないので電話を掛けたら電源切ってるか着信拒否かでつながらず。
30分前に掛けたときはつながったので明らかに意図的にそうしてるのがわかってまず最初に怒りが芽生えました。
わざと電源切るか着信拒否にするかしない限りこうはならないですからね。
で、約束の時間から30分経ってもう普通に出勤するのと同じくらいの時間になってようやくインターホンがなりました。
で、苛立ちを隠しながら出るとそこには彼女と彼女の友達がいました。
「通訳を連れてきました」とのこと。
私は一瞬固まりましたがすぐにその意味を理解しました。
彼女は私を警戒していたということです。
まぁ家の前で二人きりで会うとなったら襲われてレイプされる可能性があると思ったのでしょう。
だから襲われないように友達を連れてきた。
ちなみに私は英語が得意で通訳なんてなくてもいざとなったら英語でしゃべれることは彼女も知ってるはずでしたし、今までもそうやってしゃべってました。
だから通訳がただの方便であることはわかりきってました。
私はここで人生で一番くらいに怒りが湧きました。
だって彼女とは昨日まで普通に仲良くしゃべってて、心を許してると思ってたんです。
そんな彼女が私を疑ってたことがショックでした。
まぁあとから考えると私がいきなり彼女を家の前に呼び出したのもまずかったと思います。
それに中国は日本よりレイプが多いから女性の警戒心が強かったのかもしれません。
しかしそれよりも裏切られたショックが大きかった私はもう怒りと悲しみで心がいっぱいでした。
その日私は彼女と口を聞く気になれず、とりあえず要件だけの最低限のコミュニケーションしかとらず、あとは話しかけられても無視してました。
気を抜いたら彼女を殴ってしまいそうなぐらい心の中で怒りが煮えたぎってました。
そして翌日…。
イベントバイトの日、私は朝起きたら高熱が出ていて、猛暑の中、とてもじゃないけどイベントバイトに行ける状態ではありませんでした。
体温計がなかったので測れませんでした、40℃は出てたんじゃないかと思います。
だからそのイベントバイトはキャンセルしました。
ちなみにこの熱が出た原因は完全に「怒り」でした。
熱以外の症状はなかったので、本当に純粋に怒りだけが原因で熱が出たのです。
私は元々友達がいなくて、彼女はやっとできた友達だと思ってたので裏切られたショックが大きすぎました。
ちなみにその子は短期留学生で、夏休みが終わると同時に中国に帰るとのことでバイトしてたのも2ヶ月程度の短期間だけでした。
「なんでそんな子雇ったの?」という話ですがかわいかったからでしょうかね笑
まぁ気まずい関係になってしまった私にとっては割とすぐに彼女がいなくなったことは好都合でした。
まぁ見た目は本当にかわいいのでそれまで目の保養になってた子がいなくなったのは少し寂しい気持ちもありましたが…。
その後店は潰れる
で、その子がいなくなった後も一応私は1年ほどバイトを続けてました。
途中、あまりにもお客さんがこなくて、平日はバイトいらない状態になったので、大体休日の昼間だけの出勤。(夜は居酒屋でバイトしてたので)
で、しばらく細々とお店は続いてたんですが、1年半くらいでついに潰れました。
やっぱり初日に失敗したのが大きかったのもありますが、そもそもそのお店は立地が悪く、駐車場の入り口がわかりにくいことが大きかったと思います。
その店の前の店も飲食店でしたがすぐに潰れたようなので。
味は最高においしいラーメン屋でも、立地とかマーケティングとかがダメだとダメですね。
あとは店長がすごいおおざっぱでテーブルの拭き方とか雑で汚かったのもよくなかっただろうなと思います。
一応ラーメン通のブロガーの人何人かがいいレビュー書いてくれてはいたんですけど、田舎なのでそこまでネット見て店に来る人もいなかったんでしょうね。
結論:コミュ障にとって留学生と一緒にバイトして仲良くなるのはあり
で、まぁこの記事は完全に私の独り語り記事になってしまいましたが(笑)、一応私のサイトの読者に役立つことを言うと、
留学生可のバイト先はコミュ障にとって穴場です!
日本語が完璧な日本人というだけで面接に受かりやすいのもありますし、どれだけコミュ障でも日本語が完璧じゃない留学生と会話すると優位に立てるので、自信が付くはずです。
留学生と仲良くなること自体異文化が知れて楽しいのもありますし。
私はたまたま裏切られて友達出来ませんでしたが、もしそんな事件がなかったら普通に仲良くなれてたでしょうし、しゃべることに自信がついてコミュ障克服に役立ったでしょう。
留学生可のバイトとか、外国人可のバイトは探せば意外とあるのでおすすめですよ。
ちなみにスキー場とかのリゾートバイトだとバイトだけでなくお客さんも外国人ばかりのバイトもあります。
住み込みだと嫌でもバイト同士コミュニケーション取りますし、コミュ障克服したい人にはリゾートバイトもかなりおすすめです。
夏休みとか冬休みとか、長期間休みが取れるならぜひ経験してみるといいですよ(^^♪
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