極度のコミュ障が居酒屋でバイトした結果…女の子とデートできた話
元コミュ障の無口おばけです。
今回は極度のコミュ障だった私が、居酒屋でバイトしたらなんと女の子とデートできてしまった、という話をしたいと思います。
もちろん実話です笑
ちなみにその後すぐに振られました笑
まぁとりあえず需要があるのはコミュ障が女の子とデートできるまでの過程だと思うのでそこをお話したいと思います。
ちなみに長文なので女の子とデートした話だけ読みたい人は最後の方だけ読んでください。
極度のコミュ障が居酒屋でバイトすることについて
まずコミュ障が居酒屋でバイトするのはぶっちゃけ無謀です。
あまりお勧めはしません。
私も正直最初はかなりつらかったです。
なんせ毎日私だけ店長と声出しの練習させられてましたからね。
でもまぁその経験があったからその後どんなバイトでもやっていけるようになったのでやってよかったと思います。
コミュ障なのに居酒屋の面接に受かった理由
ちなみになんでコミュ障の私が雇ってもらえたかというと、面接のときに店長に「俺結構厳しいけど大丈夫?」と言われて「大丈夫です!」と答えたからというのと、最初はキッチンで雇ってもらったからだと思います。
で、実際その店長は本当に厳しかったんですけど、私は当時コミュ障克服したい理由でとにかく接客業でバイト経験を積みたかったこともあって頑張りました。
あとから考えるといきなり居酒屋は無謀すぎた感がありますが、まぁなんとかついていけたので結果オーライです。
居酒屋のバイトの女性陣は美人揃いだった
そして実はその居酒屋のバイトは女性陣が美人揃いだったのでモチベーションはかなり上がりました笑
Hさん:バイトリーダーで20代後半(30手前)の女性でしたが、普通に美人
Mさん:バイトリーダーより古参のベテラン。大学4年生でミスコン優勝してて芸能界でも通用しそうなくらいの超美人
この2人が出勤率高かったんですが、特にMさんはミスコン優勝してることもあって目の保養になるレベルの美女。
しかも性格が暗め&ドSできつい感じなんだけど、根は正直でいい子で、顔も性格も完全に私のタイプでした笑
ちなみに残念ながら私がデートできたのはこの2人ではありません。
しかしこの2人と毎日一緒に仕事してたおかげできれいな女性と話すことにだいぶ耐性が付いたと思います笑
コミュ障が居酒屋バイトで仕事:キッチン編
で、肝心の居酒屋バイトの仕事内容はどうだったかというと、最初はキッチンで入ったのでひたすら皿洗いでした。
皿洗い役の人のポジションを「洗い場」と呼ぶんですが、居酒屋の洗い場はかなりきつかったです。
特に冬は手荒れしまくりで大変でした。
店長がすごいスピードで皿洗いする見本を見せて、それを私にやらせて何度も「おせぇ!」と怒られて、だいぶスピードが上がりましたね。
私は他の飲食店でもたくさんバイトしましたが、ここまで店長が本気で教えてくれる店はなかったです。
おかげでその後どこでバイトしても皿洗いのスピードだけはほとんど誰にも負けないくらい早くなりました笑
当時は怒られまくって辛かったんですが、ここで教わったことで仕事が早くなったのは他の店でバイトする際にも役立ちました。
で、皿洗いしながらも注文が入った時に大きな声で
「ありがとうございます!」
とキッチンの人も声出しするんですが、これも店長から何度も「声ちいせぇ!」と怒られまくった結果、だいぶ声が出るようになりました。
最初の1週間は本当にひたすら皿洗いだけやらされてたんですが、その後キッチンに入って調理も覚えました。
調理は最初は揚げ物からやるんですが、
フライドポテト→唐揚げ→えびせん→エビマヨ→フライドポテトという感じでオーダーが入りまくって、これをいかに素早く作るかを考えながら作るのが結構楽しかったです。
金曜・土曜のピーク時はオーダーが2ケタとかになるのでめっちゃテンパリますけど、逆にランナーズハイみたいな気分になって無心で頭と手をすごいスピードで動かして料理作りまくるのは悪くない感覚でしたね。
あとお客さんが来なくて暇なときはひたすら仕込みをやらされてました。
なのでキッチンが暇になることってあまりなかったですね。
コミュ障が居酒屋バイトで仕事:ホール編
で、しばらくキッチンでバイトしてたんですが、ホール(接客)の人手が足りないからと、途中からホールも手伝うことになりました。
ホールはどちらかというと店長よりもバイトリーダーの女性のHさんが仕切ってて、Hさんから指導を受けるようになりました。
Hさんは美人で基本は優しいですが、厳しい時は厳しかったです。
女性なので感情的になる分たまに店長より怖いときもありました^^;
でもたまに店長が怒り過ぎて暴走したときに止めてくれたりするので基本いい人です。
で、ホールの仕事はHさんから一通り教わってコミュ障の私も接客をするようになりました。
私は声が小さいのもあるんですが、通りにくい声なので、最初はお客さんに何度も聞き返されたりして、結構大変でしたが、徐々に慣れていきました。
その居酒屋が大人数よりはカップル・少数向けの落ち着いた雰囲気の居酒屋だったことがよかったですね。
接客の仕事は基本マニュアル通り応対するだけなのでコミュ障でもあまり問題なくできる感じです。
ただたまに酔ったお客さんに絡まれることがあったりするのでそういうときは困りましたが^^;
でも逆にいいお客さんがバイトの私に興味を持って色々聞いてきて仲良くなることもありました。
あとはやはり金曜・土曜の忙しさは半端なかったです。
常に卓から卓、キッチンとお客さんのテーブルを走り回りながら接客してる状態です。
たくさんのテーブルから呼ばれてて料理の提供とかもある状態だと、優先順位を付けて走り回りながら考えて行動するのでかなり脳が鍛えられる気がしました笑
これもキッチンの揚げ物を捌いてる時と同じで、一種のランナーズハイみたいな感覚があり、大変でしたが悪くはなかったです。
他店のヘルプに行くようになった
その居酒屋はチェーン店でした。
そして私が働いてたお店はどちらかというと郊外にあり、他店は繁華街にありました。
そのため、基本は他店の方が忙しくて人手不足になりやすく、時々繁華街にある他店のヘルプに呼ばれるようになりました。
で、なぜかヘルプに行かされることが多かったのが私です。
まぁこれは店長が他のバイトと比べて私に頼みやすかったからでしょうね。
コミュ障で仕事について行くことに必死だった私は基本店長に従順だったし、怒られまくった分店長とは師弟関係みたいな感じで他のバイトより深い関係になってたので。
で、他店のヘルプはどうだったかというと、案外悪くなかったです。
店長のタイプが全然違くて、こっちの店長はめっちゃ緩い笑
そしてバイトと店長の関係が友達に近くてみんな仲が良く働きやすかったです。
こっちの店に異動してもいいかもと思ったぐらいです笑
ヘルプ先の店ではその店の店長やバイトから最初お客様みたいに扱われるので、コミュ障の私でも比較的コミュニケーションが取りやすかったです。
わからないことがあって聞くとすぐに優しく教えてくれるしこちらから聞かなくても困ってる様子を見て「大丈夫?」と聞いてくれたりする感じで。
あとこちらは繁華街にあることもあって大人数のグループのお客さんも結構来てたんですが、大人数の場合大抵は宴会コースなので料理はこっちのタイミングで出せる分楽でした。
もちろん飲み放題なので飲み物のオーダー取るのと運ぶのは大変ですが、基本注文するときはまとめて頼むグループが多いのでこれもそこまで大変じゃない感じです。
まぁ私は声小さいので大人数でわいわいがやがやしてるお客さんだと「ビールの方〜」と言っても聞こえないこととかはあったんですけど、たいてい幹事っぽい人が受け取ってくれて代わりに「ビール誰ー?」とかやってくれるのでよかったです笑
また「ヘルプ必要なくない?」ってぐらい暇なタイミングもありました。
そういうときは店長が話しかけてきたり、ドリンクのバーカウンターの前で待機してることが多かったのでバーの人に話しかけられたりして、一応コミュ障なりに頑張ってしゃべってました。
特にその店の店長に気に入られてだいぶ仲良くなりました笑
で、その後も私は何度もその店にヘルプに行くようになったんですが(自分の意志ではないです笑)、その店に私と同い年の女の子がいたんですね。
バーやってる人だったのでそれまでに何度か話してやり取りはしてて、その子と休憩がかぶったことがありました。
この子はSさんとします。
で、Sさんとしゃべってみたら年齢同じで大学生で工学部ってとこも同じで共通点がたくさんあった。(違う大学でしたが)
それで割と会話が盛り上がって(100%コミュ力高いSさんのおかげ)、そこからLINE交換してデートにつながったというわけです^^
ちなみにSさんがかわいかったかというと、まぁまぁかわいい方でしたね。
といってもボーイッシュな顔立ちなのでかわいいというよりはクールな子でしたが。
当時どんなLINEをしていたか今あまり覚えてないですが、LINEでも結構話が盛り上がって「今度一緒に飲まない?」と私から誘って「いいよ。」と言われて私の人生初デートがあっさり決まりました。
居酒屋デートで人生で一番しゃべりました
で、居酒屋デートをした結果、私はこれまでの人生で一番しゃべりました笑
ちなみに私がコミュ障になったのは元々場面緘黙症という病気で、しゃべりたくてもしゃべれない病気だったんです。
だから心の底では人としゃべりたい気持ちがあったんですがそれを子供の頃ずっと抑えてたんです。
で、大学の時に場面緘黙は克服したのでしゃべれるかと思ったら、人と仲良くなる能力が絶望的に欠落してたので、誰とも仲良くなれず、完全にコミュ障でぼっちのみじめな大学生活を送ることになりました。
おかげで本当は人としゃべりたい気持ちがあるのにずーーーっとしゃべれる相手が見つからず、しゃべれずにいたのです。
そんなときに始めたのが居酒屋のバイトで、Sさんはほんとに人生で初めて心を許せる人に会った、という感じだったのでお酒の力も合ってだいぶ饒舌になりました。
コミュ障の私があんなにしゃべれたのは人生で最初で最後かもしれません笑
また私は基本お酒は苦手で飲まない人間だったんですが、ミルク系・ヨーグルト系のお酒はおいしくてあのときは5杯は飲んだと思います。
デートが終わる頃には結構酔ってました。
で、デートは成功したのかというと、まず私は人生初デートなので持ち帰りみたいなことはそもそもするつもりもなく、普通にその場で別れた感じです。
でもとにかく人生初デート&コミュ障なのにお酒の力で饒舌になってしゃべりまくるという貴重な経験ができたのはよかったです。
私がコミュ障ならSさんはコミュ力高いし、おしゃべり好きだったので、もし仮に私がSさんと付き合ったらコミュ障克服できそうだなと思いました。
で、実際私は酔ってる時に思いっきり「しゃべる練習がしたいからSさんともっと会ってしゃべりたい」的なことを言ってしまいました。
まぁこれがよくなかったんでしょうね。
デートの目的が「しゃべる練習をするため」なんて絶対言ってはいけません。
デートするなら男は相手を女性として見て、楽しませることに徹するべきですね。
これが私の人生初デートで学んだ教訓です。
とはいえ居酒屋バイトはコミュ障克服に役立つ&きれいな女性とたくさん出会えるのでおすすめ
最後にコミュ障の私にとって居酒屋でバイトしたことがよかったか悪かったかで言うとめちゃめちゃやってよかったです。
まぁこれは完全に店によると思いますが。
私の場合、店長が厳しいけどコミュ障の私を見捨てずにちゃんと育てようとしてくれる人だったから結果的によかったです。
ただ単純に厳しいだけの店長だったらすぐに辞めることになってたでしょうし、逆に厳しくない店長だったら声が小さいまま仕事ができないダメバイトになってしまったと思います。
まぁ緩い店長だったらそれはそれで、バイト同士が仲良くなりやすいのでコミュ障克服に役立ったかもしれませんけどね。
後はやっぱりきれいな女性が多いことは働く上でだいぶモチベーションを上げてくれましたし、コミュ障を真剣に克服したいという気持ちになりました。
ちなみにミスコン優勝した超絶美人のMさんとも、デートこそできませんでしたが、普通に仲良くなれました。
私は原付バイクで彼女は車通勤だったんですが、雨の日に何度か車で送ってもらったこともあります。
Mさんには彼氏がいて結婚間近ぐらいのタイミングだったので何もできませんでしたが、一度デートしてみたかった。。
またバイト同士で何度かカラオケに行ったり、スポッチャに行って遊ぶというコミュ障だと普通はできない経験もできました。
あと私は大学の短期留学プログラムに参加するために1年働かずに辞めたんですが、始めてから半年後くらいに後輩がたくさん入ってきて、そこにも普通にかわいい女の子はたくさんいました。
もし仮に私があのままバイトを続けていれば、いつか彼女ができても全然おかしくなかったと思います。
一応後輩の一人に好かれてる感じもありましたし。(その子はいつの間にか辞めちゃったので真意はわかりませんでしたが)
後輩ができるくらいになるとコミュ障でもかなり彼女を作りやすい状況になるので長く働くのはおすすめですね。
というわけで以上、コミュ障が居酒屋でバイトしてみた話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます^^
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